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2009年10月18日 (日)

第五講 勢編 – 1

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孫子曰く、およそ衆(しゅう)を治(おさ)むること寡(か)を治むるがごとくなるは、分数(ぶんすう)これなり。衆を闘(たたか)わしむること寡(か)を闘わしむるがごとくなるは、形名(けいめい)これなり。三軍の衆、必ず敵を受(う)けて敗(はい)なからしむるべきは、奇正(きせい)これなり。兵の加うるところ、碬(たん)をもって卵(たまご)に投(とう)ずるがごとくなるは、虚実(きょじつ)これなり。
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大軍(=「衆」)を治めるのは難しいが、それを少人数(=「寡」)の組織のように治めるには、編成する=分ける。編成も独特でないと。自分に合ったスタイルが組織には必要。

大軍を戦わすには、旗、鐘、太鼓のような「形」と、「名」=命令・号令・指令が必要。
それで指揮が前線に届くように。リーダーシップを行きとどかせる。
編成をしたら体制を持ち込む。それで号砲で勢いを生む。

運動会の帽子のように赤白で分けたり、ユニフォームを着せたりすると、敵味方が分かるようになるだけでなく、団結心が生まれるのが人間というもの。会社のバッチやロゴも同様の効果がある。音は戦うときにすごく重要で、鐘や太鼓や奇声で恐怖に打ち勝つ。日本では馬の首に鈴をつけた。例えば決済手段をモバイルやウェブに変えたりするのも、「形名」。

敵に負けないようにするには、「寄正」。正攻法と奇襲のバリエーションがある。まず正があって、奇がある。正攻法を知らないと、奇策は打てない。人間関係が上手い人はバリエーションに富んでいる。正攻法が身についていないとできない。

自軍が、敵軍に打撃を与えるのに、砥石で卵を割るようにするには、「虚実」である。実態と虚像の2つを使い分ける。
「寄正」と「虚実」でどう使い分けるか。

どちらにしても、正攻法を知っていて、実力が無いとダメ。
カンフー映画でもそう。いつも同じじゃなくて、バリエーションがある。

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