自分の中で対話する
中村橋之助が先週の「オーラの泉」に出ていた。
歌舞伎が大好き!というまっすぐな気持ちが伝わってきて、職業にこういう気持ちが持てる人はいいなあと思った。
中村橋之助は舞台でも緊張しやすいらしく、美輪明宏にどうしたら緊張しないで落ち着いていられるのかと質問していた。そしたら美輪明宏が姿勢を正すと冷静でいられると答えていて、首筋をすっとまっすぐに伸ばすと魂が静かになると言っていた。
そういえば私も就職活動中にinner voiceにやたら姿勢と表情のことを言われていたのを思い出した。丹田(下腹部)に力を入れろ、背筋を伸ばせ、あごを引け、proudに歩け。嫌なことがあるたびにいちいち眉毛を動かすな。眉目秀麗、天宮(眉と眉の間)から光を放て。
最後の「天宮から光を放て」はウルトラマンじゃあるまいしさすがに無理だろうと私の理性はいつも無茶振りをするinner voiceに抵抗したのだが、こういうときinnner voiceは沈黙を決め込んで何も答えない。その沈黙からは、お前は理屈ばっかり言って何も分かってない、という高飛車な感触だけがひんやりと帰ってくる。
番組を見ていたら途中で、中村橋之助が、実は自分は自分の中で自分と対話をすることがある、そいういうことを人に言えたらもっと楽なのに、と言い出したのでひえっと思った。この人もinner voiceと対話しているらしい。
「人に言えたらもっと楽なのに」という彼のコメントは良く分かる。なにせinner voiceの言うことは不可解なことも多く(i.e.「天宮から光を放て」)、実は自分の内なる声にこう言われたのだとでも白状しない限り、他に他人に話しようはない。「明日から天宮から光を放ってみようと思うんだ」というステートメントはどう考えても突飛で、人には言えない。
私の場合開き直って実は自分の内なる声がこう言っていて、と結構誰にでも言ってしまっているのだが、これは頭がおかしいと思われるリスクをとって他人に理解を求めるというかなり苦しいスタンスではある(笑)。でももう私の場合、inner voiceの支配する領域が普通の生活の中でもかなり大きいから、白状するよりしょうがない。
仕事のアイデアなども直感的に降ってくることが多いので、「今トイレに行ったら(アイデアが)降りてきたんだけど・・・」などと同僚にでも話しかけてしまう。相手が女子の場合はこのコミュニケーションはあまり問題が無く、気違いというより面白い人と思われるらしいことを発見している。もういーやね。

私もこの番組見ました~。
ayaさんのinner voiceのお話、おもしろくて大好き!
最近、そういえば私も・・と思うことがあります。
またお話しましょ☆
投稿 michiyo | 2006年11月 5日 (日) 19:39